こんな悩みがある方のために、記事を書きました。
“レバナス“に、安全に投資をしたい方向けに記事を書きました!
“レバレッジ”をかけた商品の弱点を克服するために、暴落時の買い増しができるよう判断基準を書きました。今回はRSI編です
前回の記事で、週足でRSIがどの値で暴落と判断するかを検証しました。
今回は『RSI編』です。
前回算出した回数通りに買付した場合のリターンを試算しました。
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前回の記事はこちら
“RSI”判定法
テクニカルチャートのひとつで、「Relative Strength Index」の略語で、「相対力指数」と訳されます。
RSIが70%~80%を超えると買われ過ぎ、反対に20%~30%を割り込むと売られ過ぎと判断し、逆張りの目安として使われます。
算出方法
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“RSI”買い増しチャート
- 青色:積立チャート
20$/日
(買い増し分の資金も毎月購入に充てた場合を想定) - 赤色:積立+買増チャート
積立 10$/日 買増 2,500$/回 - 黄色:買増のみチャート
積立 0$ 買増 5,000$/回
(毎月積立額が無くなった分を買い増し資金として充当する)
チャートを見るだけでは、3本の折れ線グラフが近似しており、若干”買い増しのみ”が一番 利益率が高そうに感じます。
積立×2倍($) | 積立+買増($) | 買増×2倍のみ($) | “週足”価格変動法 積立+買増($) |
|
投資元本 | 87,280 | 88,640 | 90,000 | 96,140 |
評価額 | 1,609,117 | 1,764,249 | 1,919,381 | 2,295,330 |
含み損益 | 1,521,837 | 1,675,609 | 1,829,381 | 2,199,190 |
利益率 | 1743.63% | 1890.35% | 2032.65% | 2287.49% |
RSIの検証でも暴落時に増額のみした方が利益率が大きくなります。しかし、『買増×2倍のみ』よりも前回に検証した価格変動法”週足”での『積立+買増』の方が利益率が高いことが分かります。
今回の検証結果では、RSIの買い増しより、価格変動法”週足”での買い増しが優れていることが分かりました。
今回の検証での前提条件は、ITバブル崩壊時期を含んでいないことです。次回の記事でITバブル崩壊から2009年まで検証します。
まとめ
“RSI” での買い増し方法は、“週足”価格変動による買い増しに比べて効果がないことが分かりました。
RSIの計算式を見ればわかるようにn値を”14″で設定して、週足にすると14週平均となります。約4ヶ月平均となりますので、長期投資としては、買い増しするタイミングが緩やかになったのではないかと思います。
“月足”価格変動を見られている方は今回の検証を見ずとも、結果を予想できたのではないかと思います。
週足での買い増しでは、最大で1年に5回買い増しする必要があります。
5回となると1回あたり24万円の投資となると120万円必要になります。
100万円以上も投資して、数年にわたり保有するのが難しい方もいらっしゃると思います。その方のために、“RSI”で売却する方法を検証したいと思います。
【暴落判別一覧表】
時間足 | ティッカー | サイトリンク | |
株価 | 月足 | QQQ or QLD | 判定法 |
株価 | 週足 | QQQ or QLD | 判定法 |
インジケーター(RSI) | 週足 | QQQ | 判定法 |
ボラティリティ指数 | 週足 | VXN | 判定法 |
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