こんな悩みを持っている方へ記事を書きました。

決算書を読むのは重要だと分かっているけど、決算書情報がまとまっているサイトないの?といった方へ記事を書きました。
前回の記事で決算書の確認について解説しました。
決算書については様々なサイトで表示可能なので、「Earnings + ティッカー」と解説していました。
でも、企業毎にgoogle検索が面倒だという方のために
今回は決算書情報がまとまっているサイト『“EDGAR”(エドガー)の使い方』を解説します。
EDGARとは
EDGAR(エドガー、Electronic Data-Gathering, Analysis, and Retrieval system)とは、企業その他法人が1933年米国証券法および1934年証券取引所法等に基づき証券取引委員会 (SEC)へ提出が義務付けられている書類を自動収集・確認・分類・受理等するためのシステムの名称である。なお、日本の金融庁所管のEDINETは、EDGARをモデルとして作成されている。
出典:wikipedia
EDGAR使い方
- ティッカーシンボル入力
- 「 ~ Filings on EDGAR」を選択
- “Interactive Data”を選択
- “Financlal Statements”より
売上高、EPSを確認
公式サイトリンクはこちら
1.ティッカーシンボル入力
では実際に使い方です。

サイトの右側に「三」をクリックして、下へスクロールすると”ティッカーシンボル”を入力する枠がありますので、こちらにティッカーシンボルを入力します。
※大文字半角英語
2.「~ Filings on EDGAR」を選択

画像の場合では”Procter and Gmble (PG) Filings on EDGAR”を選択します。
太文字のところが検索にヒットしたワードになるため、1で入力したティッカーシンボルは大文字半角英語で入力下さい。
3.”Interactive Data”を選択

すると、沢山のレポートがあります。
ここから、「10-Q」もしくは「10-K」
を探してください。
あれば、”Interactive Data”を選択します。
【米国企業】
10-Q:四半期業績報告書
10-K:年次業績報告書
(四半期決算)
8-K:適時開示
【米国上場している外国企業】
(アリババ、ソニー等)
20-F:年次決算
6-K:半期報告書
4.売上高 及び EPSを確認

“Financlal Statements”をクリックする。
大抵の決算書はEarnings と書かれているところに
売上高とEPSが記載されています。
こちらの数字が予想より上か確認します。
機関投資家で使用される一般的なEPSはDiluted EPSを使用します。
Diluted EPS:(希薄化EPS)
転換社債やストックオプションで今後増える株数を含めたもの
年間利益/(普通株+潜在株式)の発行済株式数
※こちらを重視
Basic EPS:
純利益を発行済の株式数で割ったもの
年間利益/普通株の発行済株式数
関連記事 売上高表現の違い
企業の決算書により、売上高などの記載方法が異なります。
こちらの記事にはRevenue と Salesについて記載しています。
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