2月に出した記事で未記載のインド株について記事を書きました。
日本の証券会社3社で取り扱っている、ADR銘柄をリンク先を含めて紹介しています。
以前にUPした記事の追加情報になります。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の各社において
口座数や取扱い米国株が増えております。
なかでも、楽天証券の取扱い銘柄数の増加が著しいです。
今回は、紹介しきれなかったインド株銘柄について補足紹介します。
インド個別株
インドは持株制限が厳しいため、個人投資家が日本証券会社で個別株を購入することが出来ません。そのため、米国ADRを使って間接的にインド個別株を保有することが出来ます。
米国ADRの取扱い証券会社
取扱銘柄一覧
(2021.5 現在)
企業 | 概要 | SBI | 楽天 | マネックス |
ESGC :エロスSTX |
エロスSTXグローバルはインドのエンタメ産業の代表格。 |
〇 | 〇 | - |
MMYT :メイク マイトリップ |
インドの最大のオンライン旅行代理店。インド版「じゃらん」 |
〇 | 〇 | 〇 |
YTRA :ヤトラオンライン |
2016年に設立した、 ウェブサイトとアプリの |
〇 | 〇 | - |
AZRE :アジューレ・ パワー |
インドで太陽光発電の生産および販売を手掛ける。 |
〇 | 〇 | 〇 |
通信サービスセクター(Communications)
(2021.6.26 現在)Morningstar.comより
企業 | 株価($) | 時価総額(百万$) | PER | PSR | EPS | 配当 (利回り) |
ESGC :エロスSTX |
1.65 | 624 | – | 2.82 | – |
0(0%) |
MMYT :メイク マイトリップ |
31.81 | 3,315 | – | 21.41 |
– |
0(0%) |
YTRA :ヤトラ オンライン |
2.51 | 155 | – | 8.55 | – | 0(0%) |
セクター分類が”通信サービス”で個人的に少し疑問を抱く銘柄もありますが、Bloomberg を参考にセクター分類しています。
旅行・観光関連銘柄のヤトラオンライン(YTRA)とメイクマイトリップ(MMYT)では、コロナウィルス影響をモロに受けて、売上が大きく減少しています。
ヤトラオンラインは2018年から売り上げが減少しているため、投資が出来ない判断となります。
一方、エロスSTXグローバル(ESGC)はインド最大の”有料動画配信サービス”も運営しており、今回のコロナウィルスにより売上の増加が推測できます。
こちらのセクターはK字経済が顕著に表れています。
公益事業セクター(Utilities)
(2021.6.26 現在)Morningstar.comより
企業 | 株価($) | 時価総額(百万$) | PER | PSR | EPS | 5年Av 配当 |
AZRE :アジュール・パワー |
24.56 | 1,160 | – | 5.55 | – | 0(0%) |
クリーンエネルギーである太陽光発電を主として取り扱う企業であり、世界で最低コストの太陽光発電会社を目指しています。
インドの国策で再生エネルギーを推進しており、国策銘柄となっています。
インドは太陽光発電効率が高い環境がありますので、アジューレは今後も順調に売り上げが伸びていく事が約束されています。
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