こんな悩みがある方のために、記事を書きました。
“レバナス”が気になっている方向けに記事を書きました!
最高のパフォーマンスを見せるナスダック100指数に”レバレッジ”をかけた商品があるのはご存知でしょうか?この記事はナスダック100へレバレッジをかけた商品を解説します。
世界は既に、ビッグデータ、AI、ロボティクスで加速度的に社会変革が起き始めており、コロナ禍でリモートワークなどで必要性が認識されました。
今回は第四次そして第五次産業革命で注目されている企業が集結している
ナスダック100のレバレッジについてメリットと今後の予想について記載しました。
ナスダック100とは
ナスダックの指数は「ナスダック100」と「ナスダック総合」があります
よくTVでナスダックと言われているのがナスダック総合の事なので混同しないようにしてください。(ナスダック総合指数は3,000銘柄以上あります)
ナスダック100は、金融以外の時価総額上位100銘柄のみから算出される指数で、採用銘柄の入れ替えは毎年12月に行なわれますが、それ以外に、臨時に入替えが行なわれることもあります。
ナスダック100のセクター割合
QQQ |
|
エネルギー | 0.00% |
健康管理 | 6.83% |
材料 | 0.00% |
資本財 | 2.78% |
一般消費財 | 17.82% |
生活必需品 | 5.00% |
金融 | 2.31% |
情報技術 | 43.79% |
通信サービス | 20.48% |
公益事業 | 0.98% |
不動産 | 0.00% |
QQQの構成銘柄102銘柄のセクター比率を表しています。
Technologyがセクターの半数近くの43.79%あります。
FacebookとGoogleのアルファベットを
含むセクターである
通信サービスのセクターを加算すると
64.27%と約2/3を占めています。
Technologyは高PER株が多くあり、債権の長期金利額により、
株価が変動しやすいセクターでもあるため、
現在はボラティリティの高くなっております。
QQQの構成銘柄のうち、FANG+Mは約40%を占めており、
QQQにレバレッジをかける商品は
FANG+Mに”レバレッジ”でドーピングした商品となります。
ナスダック100ETFの種類
【ナスダック100】
・QQQ(1倍)QLD(2倍)TQQQ(3倍)
・PSQ(-1倍)QID(-2倍)SQQQ(-3倍)
Exchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれ、指数などに連動するようにつくられた、取引所に上場している投資信託です。
買付を行う時の費用。0円の場合はノーロードとも呼ばれる。
投資信託会社において、手数料が表示されていても(又はされていない)、証券会社の負担によりノーロードとしている場合があります。
売却を行う時の費用。
ナスダック100レバレッジへの投資方法
日本の証券会社ではQLDを扱っていないため、ETFに投資できません。
投資信託の『iFreeレバレッジNASDAQ100』一択となります。
私が投資するとしたら、”レバナス”は投資信託が最適解だと思っています。
理由は、少額で積立をオススメしたいからです。
なぜなら、ETFで少額積立を行おうとしたら、QLDは1株約126$と高額なため、定額買付ではなく、定量買付になるからです。
出典:大和アッセットマネジメント(2021.5月時点)
iFreeレバレッジNASDAQ100 |
|
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
方針 | NASDAQ100指数の2倍程度の値動き |
設定日 | 2018年10月19日 |
分類 | 外国株式型インデックス ブル型 |
決算頻度 | 年1回(10/18) |
信託期間 | 無期限 |
分配金 | 配当等収益が少額の場合、分配がない (投資セクターは、配当金が少ないため基本的に0円) ※今までに分配金はありません。 |
為替ヘッジ | あり |
純資産総額 | 697.47億円 |
販売手数料 | 最大2.2% (楽天・SBI証券なら無料) |
信託報酬 | 0.99%(隠れコスト込み1.172%) |
信託財産留保額 (売却手数料) |
無料 |
レバレッジの掛かり方
一番間違えたらいけない事項になります。
「株数を2倍持つから、2倍となる」と勘違いしてしまいそうですが、
正しくは「日々の値動きに2倍」です。先物の買建玉を使って純資産総額の2倍程度になるよう調節しています。
メリットとデメリット
【メリット】
・上昇局面に強い
複利で増加する
・分配金(配当)がない
再投資効率が良い
分配金が貰えないのはデメリットと感じる方もいらっしゃると思いますが、投資は配当金があった場合についても再投資することが運用成績が良くなります。
レバナスはインカムゲインを求めていない投資となりますので、決算日頻度は少ない方が良く、より多くのキャピタルゲインを目指す投資の目的に沿っています。
【デメリット】
・為替ヘッジコスト
・信託報酬が高い
投資信託報酬0.99%
・レンジ相場(横這い)に弱い
逓減リスクがある
※一番重要
一般のインデックス投資信託に比べて、信託報酬が一桁増えます。
そして、ETFへの投資でなくファンドへの投資のため、
QLDの手数料と比較して高くなります。
QLD➡0.45%(2021.5)、iFree➡0.99%(2021.5)
ただし、ETFを買付しようとした場合に、
ドル転コストが掛かることや、配当金での税金を考えたら、
投資期間が10年~15年の場合、投資信託の方が割安です。
レバレッジの弱点と対策
逓減リスク(弱点)
デメリットの最重要項目として“逓減リスク”があります。
これが、この投資信託の最重要なポイントとなります。
レバレッジ投資信託では、確実に理解が必要となります。
詳しくは、別の記事で書いています。
レバナスのメリット
別の記事に記載しました。
まとめ
レバレッジ投資は日々の変化に有利(不利)に働くため、
ボラティリティの高い商品にマッチしていると理解しています。
レバレッジ商品の危険なところは、
私たち人間のメンタルが暴落時に耐えれないという点です。
メンタルは自分で制御できるところであります。
しかしながら自分のメンタルは制御が難しいところです。
投資中上級者であれば”規律”を守り、投資ができます。
そして、初心者であっても暴落時にしてはいけない行動を抑えるために
別の記事で積立投資と一括投資のシュミュレーションした記事を書いています。
私の記事が、あなたの資産形成に役立つと大変嬉しく思います。
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