こんな疑問がある方のために、記事を書きました。
コモディティってなに?どうやって投資するの?という疑問をお持ち方のために記事を書きました。
長期投資を行うコアの資産の場合、時間分散だけでなく、アセットアロケーションを多様化することで、リスクを抑えることが大切です。
現代において「国を分散して株へ投資」を行ったとしても、アメリカのような大きな市場でショックがあると同時に各国の株価が下落します。
そうしたことから、株と相関関係が低い資産を知り、その資産へ投資することで、株のパフォーマンスが悪い時でも、リターンの最大化を狙う事が可能となります。
コモディティの金融商品の中で、いくつかは株と非相関のとなります。
では、コモディティへ投資を行う時は具体的にどうやすれば良いのでしょうか?
今回は、
1.コモディティについて
2.コモディティの種類
3.投資手段について
以上3つに分けて解説します。
コモディティについて
コモディティを簡単に言うと“商品”や“物”のことを指しています。
Commodityとは、一般に、”物”や”商品”を指す言葉です。コモディティ投資とは、商品先物市場で取引されている”原油”や”天然ガス”などのエネルギー、”金”や”プラチナ”などの貴金属、”トウモロコシ”や”大豆”などの穀物のような農業製品に投資することをいいます。
コモディティの種類
コモディティは沢山あるため、投資をする前に分類を知り、自分はどの分野に投資すべきか検討する必要があります。
コモディティは “ハード”と“ソフト”に分かれます。
ハードとソフトは触感を表しており、ハードは”固い物” ソフトは”それ以外”となります。
ハードは『金属』『エネルギー』
ソフトは『穀物』『家畜』などになります。
投資方法
昔は、直接的に商品や商品先物の市場で運用される商品ファンドを扱う方法しかありませんでした。しかし、現在では、商品指数に連動するETFや、商品指数に償還価額が連動する債券などに投資する投資信託など、投資方法の選択肢が増えました。
コモディティは商品が多いため、全てをまとめて書くまでに、私はそこまで知識がありません。そのため紹介は一部となりますが、ご容赦ください。
コモディティへ投資する金融商品
アセット | 金融商品の一部 |
金 | ETF 純金積立 |
原油 | WTI Brent |
電力 | TOCOM電力先物 |
米 |
堂島米市場
|
指数 |
S&P GSCI 商品指数
ブルームバーグ商品指数 |
投資信託 |
eMAXISプラス コモディティIDX
|
コモディティ総合指数
この円グラフはコモディティ総合指数で、(GSCI)ゴールドマンサックス商品指数と(BCOM)ブルームバーグ商品先物です。
有効的なETF探し方
ETFの探し方は以前に、おすすめするサイトの『ETF Database』で検索すれば簡単に探すことができます。
例えば、“Agricul”といれると、検索結果の中に「Top 17 Agricultural Commodities ETFs」が出てきます。これを選択すると、農作物関係のETFが17つ表示されます。
このサイトの良い所は表で時価総額や出来高が表れるため、どのETFが流動性が高いのかソートで並べ替えする事が可能です。
コモディティの中には流動性が低いETFがあり、「売買が成立しない」もしくは「ETFが早期終了する」場合がありますので注意が必要です。
ETFで取引出来ない場合は、CFDを使用することも検討してください。CFDは先物取引と異なり、”限月”に縛られることがありませんので、扱いやすい商品です。
しかし、CFDは現物での取引ではありません。借金して投資を行うことになるので、短期投資で行うなどの、リスク管理を明確にして資産形成に役立ててください。
まとめ
- ハードとソフトに分かれ、5つに分類される
- 最近では、先物取引以外にも投資方法がある
- ETF Databaseで同じ分類のETFを探せる。
それでは、また!!
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