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初心者から中級者へ、抑えておきたい決算3点

投資手法

こんな疑問を持っている方へ記事を書きました。

ぜんきち
ぜんきち

決算書を読むのは重要だと思っているけど、なぜ重要なのか?「どこを見れば良いのかが分からない」といった方へ記事を書きました。

皆さんは、一度でも決算書を見たことがありますか??

私は初めて決算書を見た時は

数字が羅列に、頭の中が「??」
顔は 「分かったふり」をキメ込み

読み終わった時は
「…時間のムダ??」
っていう言葉が頭に浮びました。

実際には読んだ言うより、見たといった方が適切だったかもしれません。

決算書の見方が分からなければ、決算書を見たとしても全く身になりません。

今回の記事では7月から発表される
“決算書の良し悪し”や”重要なポイント”
を解説します。

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決算書の重要性

決算書はいわば、会社の”健康診断”となります。

決算書を読むと、会社の資金を調達から、投資や営業活動を通じてどれだけの利益を得たのかを把握することができます。経営者達が客観的に自社の経営状態、財務状態を把握するためにも非常に役立ちます。

他には、同業他社の経営状況を判断する材料として活用することもできます。

本音と建前

決算書の内容は数字のトリックで、いくらでも変更し良く見せることができます。

実際に、新興国の企業はこの傾向が強いと聞きます。

では、変化出来ない数字はあるのかと言われれば、それは「あります」
その数字は、”売上”です。売上は会社に入ってくる総計になるため、変更ができません。

忘れてはいけないメンテナンス

「株を購入する前しか、企業について調べないよ」

これでは、いけません。
決算は株を購入してからも、必ず確認してください。


プロの投資家程決算を重要視しています。決算後に出来高を伴った大きな伸長は確実に機関投資家が入っている証拠です。

決算の3ポイント

1.”良い決算”と”悪い決算”

広瀬隆雄さんの書籍からも学びましたが簡単にまとめると、良い決算は次の3つが揃っています。

決算確認POINT
  1. EPSでコンサセス予想を上回る
  2. 売上高でコンサセス予想を上回る
  3. 会社側ガイダンスがコンサセス予想を上回る

以上3つが揃った決算が“良い決算”
どれか一つでも下回ると“悪い決算”

コンセンサス予想

銘柄を調査している各証券会社のアナリストの予想の平均値。
英語でConsensus Estimate

2.コンセンサス予想は直前に

では、このコンセンサスは決算書のどこに記載があるかと言いますと、記載されていません。

そのため、事前に自身で調べておくことが必要となります。

ちなみに、コンセンサス予想は決算日より大分前に確認してしまうと、そこから変わってしまうため、コンセンサス予想の確認は直前に行うことをオススメします。

また、コンセンサス予想は決算後に変更されてしまう事があるため、決算後に確認してしまっては、正確に予想とのギャップを確認する事が出来なくなります。

3.カンファレンスコールもチェック

決算書は「会社側からの一方的な発信」となりますが、カンファレンスコールは「メディアやアナリストが会社へ質問」となります。

ちなみに、カンファレンスコールは決算発表後の1時間後に、各企業のサイトでスタートする事が多いです。

このカンファレンスコールは非常に重要で、この中でガイダンスが発表されることがありますので、確認しましょう。

カンファレンスコールとは

四半期ごとの決算報告電話会議の事で、これからの方針を第三者も交えて話し合う会議。

まとめ

投資家が決算書を見るときには、決算発表前に”コンセンサス”を調べることが重要になります。

次回、簡単に決算書を確認する方法を解説します。

今回の記事を書くのに、非常に影響した本家本元の書籍を貼っておきます。

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